雑記

母は昔から新興宗教をやっていて、幼稚園くらいから問答無用で通わされた。周りには別に公言して言ったりしていなかったが、宗教特有の教え的なものを刷り込まれていたり、元来空気の読めないコミュ障なので、小中高いじめにはもれなくあっていた。

 

中学生くらいの時から、週に一度は頭が痛くなるくらいまで泣いて、「なんで私はこうなんだろう」と、いじめられたことやいじめたやつや、色々された嫌なことを思い出しては泣いていた。そして最終的には「私が悪い」で落ち着くのだ。頭のおかしい子が、いじめにあったりして周りのせいにし、自分に問題があると考えないのは自分を客観視出来ない、思春期、心の二次性徴が訪れていないからだと今でも思っているが、私の場合は自分自らの勝手な思い込みの客観視というか、冷静に自分を見た後自己嫌悪でさらに自分をいじめていた。

 

幼稚園、小学校4年くらいまでわがままだったのは覚えてる。わがままエピソードはあまり覚えていないが、「嫌なやつ」と「わがまま」という二語はその頃を思い出すとつきまとうワードだ。実際沢山叱られて怒られて言われた。まぁ確かに幼い頃から色々ストレス環境にあったのか、周りに嫌がらせまがいのことを平気で行なったりしたが、家で同じ行為を見ていたのでなぜ叱られるのかよく分からなかった。

 

よく叱られたので、性格が暗くなった。過剰なまでに優しくというか臆病になった。小5、6の時、嫌々母に連れられていた宗教にどっぷり自分自身ハマったのもあっただろう。教えが本当に素晴らしいものだと思った。家でも「天使」と呼ばれる光を見たのもあって(幻覚)益々ハマっていた。中学校一年の半ばまで宗教脳だった。「為に生きる」とか、下手くそな字で小学校の作文に「将来の目標」を記入したのを覚えてる。